歳を重ねた
シワのアルテ
フシのフトイユビ
優しい肌質
何もかも受け入れる事の幸せを
指輪に表現しました
時間に寄り添うアクセサリー
デザインを超えたその先へ
オンラインでの販売となります。 また神戸受注会やデパートでの催事など不定期で開催しております。
ビルが立ち並び 慌ただしくプライドのある 足音を刻む街中 老舗の重厚な煉瓦造りの デパートの角を曲がるとある1件の宝飾店 幼い頃 厳しい祖母に 連れられたここは祖母が 長年信頼を寄せる宝飾店 店内に入ると奥から笑顔で 出迎えてくれる少し偉そうな店主 少し華やかな空気を纏った 母親くらいの年齢だろうか が出してくれるお茶と和菓子 緊張しながら会釈をする私 隣で始まる店主と祖母の近況報告 を流し聞ながら 覗く美しく磨き抜かれたガラスの ショーケース 色とりどりのjewelry ガラスケースに手がつかない様 気遣いながら覗き込む 細工の細かな可愛い物から まるでキャンディーかの様な 大きくてキラキラした宝石が並ぶ 「わあっ」と思わず声がもれ ガラスケースを一瞬曇らせた事に気づき お店の人の顔を見る 微笑みを返してくれ安心をしまたショーケースを見る 横を見ると幾つか取り出された 祖母が選んだであろう宝石達 店主が1つ1つの説明をする 私も話を聞きながらその中だったら 「これがいいなぁー」と思い眺める 色の白いシミのある祖母の手 シワもある 綺麗に手入れされた爪 大抵、私が思う指輪とは 違う物を選ぶ祖母 話が終わり、店主が私の顔を見 ショーケースの下の引き出しから 何かを取り出す 手の上に置かれたそれは キティーちゃんのモチーフに 小さなパールが付いている指輪だ 私の指につけてみる お嬢ちゃんのサイズにピッタリですね と店主がどうぞ、という仕草をみせ プレゼントしてくれる 嬉しくて何度も眺める 正直キティーちゃんが好きではなかったけれど とても嬉しくて大人になった気分だった 私もいつの日か おめかしをさせた孫を連れ こんなお店に通いたい。そう思った記憶がある そして今、私はジュエリーを扱う 昔行ったあの宝飾店の様に 永く愛され信頼される存在で ありたい。小さいお店でもいい 自信とプライドと愛を持ったそんな お店を目指していこう あの時のあの宝飾店のように #Newely #jewely#diamonds#japan